カーナビ地図自動更新（トヨタ自動車）

トヨタ自動車は、２月８日、カーナビゲーションシステム用の地図を携帯電話の通信網などを利用して自動更新する技術を開発したと発表した。今春に発売する新型カーナビで実用化する。従来は、自動車販売店に車両を持ち込んでハードディスク駆動装置（HDD）を書き換えるなどの必要があった。新技術ではこうした手間を省けるうえに常に最新の地図を利用できる。
開発した「マップオンデマンド」と呼ぶ技術は、自宅周辺など頻繁に利用する区域の地図を優先して更新、通信時間や費用を節約する。事前に登録した自宅周辺の８０キロメートル四方はカーナビを作動させるたびに変更の有無を確認、変更楷書のみ修正する。
その他の地域は、目的地に設定するたびに修正する。原則として一定の区域内の変更箇所のみを修正するが、修正にともなって道路が途中で途切れて経路検索ができなくなるのを防ぐため、他の道路とつながるまで変更する区域を自動的に広げる。
高速道路や有料道路は開通後約７日、その他の道路も情報がえられ次第、更新できるという。
新技術はゼンリンなどと共同開発した。今春に発売する純正カーナビなどから新技術を取り入れる。具体的なサービスの利用料金などは今後詰める。

この機能、昔から欲しかった。カーナビを使用していて一番不便は、地図が古いこと。古くて、道なき地図の上を走るのも楽しみではあるが、見知らぬところを走るときには苦労する。やっと、でてきたかという感だが、まだ実用までには少し時間がかかるか？これが実用になるまで車の購入を控えよう。

この記事、約１ヶ月前の２月９日の日本経済新聞の記事１１面